午前、県民相談。 午後、 松山市内にて開催された財団法人えひめ地域政策研究センター 設立10周年記念講演会に、出席。 講師が、元総務大臣の増田寛也氏ということと、 テーマが「地域主権改革と地方政府のあり方」とのことで、 県下の首長・自治体議員・行政関係者こぞって参加の盛況ぶり、 であった。 まず、地方自治の原則からみた 国政・地方政治の“現在地”について検証があり、 次いで、現政権における地域主権戦略大綱、 いわゆる原口プランの解説と見通しが示され、 最後に、現時点における地域主権改革の課題と、 地方における各関与者の役割について期待が述べられた。 拝聴して。 連日、代表選で政局一色の政権下で、 あるいは、政官とも総論賛成・各論反対で、 地域主権改革が一向に前に進まない 国会の状況を憂えるとともに、 名古屋市や阿久根市等の事態を見る限り、 批判されるべきは地方政治もまた然り、 と、何とも忸怩たる思いに包まれる。 私には到底見あいそうもない 重たすぎる宿題だが、 絶対になさねばならない宿題、と捉え、 愚直に、真摯に、取り組んでまいりたい。