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自転車の安全に関する条例について

自転車の安全に関する条例について - 質問 -

最後に、自転車の安全に関する条例についてお伺いします。

9月の常任委員会で、渡部議員の自転車マナーの向上に関する質問に対し、理事者から、自転車の安全利用を促す条例を年度内に制定する方針が示されました。まことに時期を得たものと、敬意を表したいと思います。

私は、自転車を利用する一人一人のマナー向上や交通ルールの徹底により自転車事故の防止は可能であり、年間1,379件という事故件数を劇的に抑えることも十分に可能と信じるものであります。ここでは、自転車の安全対策について、事故の多い若者を啓発するとともに、彼らを事故から守るとの視点で幾つか提起させていただきましたが、もとより自転車利用者は若者だけではありません。このたび制定される条例により、全ての県民が自転車の安全な利用に対する意識を高めるとともに、共通の生活空間である道路が自転車にとっても歩行者にとってもバイクにも自動車にもより安全な場所となるように、県民総ぐるみの運動として推進できればと願うのであります。

そこで、お伺いします。

年度内の制定を目途とした本県の自転車の安全利用を促す条例について、現在の策定状況及びその概要はどうか、御所見をお示しください。

質問は以上ですが、締めくくりに一言申し上げたいと思います。

いよいよ衆院選が始まり、議員各位におかれましては大変お忙しい毎日をお過ごしのことと思います。振り返りますと、民主党への政権交代以降、今日までの3年3カ月はぶれまくりの失政続きでありました。遅い、にぶい、心がない、そして国民不在の政権運営により、我が国の経済も財政も外交もがたがたになりました。では、なぜそうなったのか。今回の総選挙ではまずそこが問われなければなりません。小選挙区制が導入されて以来、国政選挙では毎回違った風が吹き荒れます。前回は政権交代という風、そして今回は第三極という風。その風は常にメディアとマスコミを通じてもたらされ、何かやってくれそうだと国民の期待をあおり立てます。政党、政治家にとって、公約となる政策は大変重要ですが、この3年余りを振り返り、私たちが身をもって得た教訓は、その政策をぶれることなく実現する力がその政党と候補者にあるのかどうか、この1点に尽きるのではないでしょうか。有権者の皆様にはぜひその点を見きわめていただき、棄権されることなく、貴重な権利を行使していただきたいと思います。私たち公明党も正々堂々と政策をお訴えし、一人でも多くの皆様から信を得られるよう全力を尽くしてまいります。

以上で私の質問を終わります。御清聴まことにありがとうございました。(拍手)

自転車の安全に関する条例について - 答弁 -

答弁:中村時広知事

次に、本年度内の制定を目指している自転車の安全利用を促す条例についてでありますが、県では、自転車の安全利用の促進に向け、県民の安全な利用意識の向上や安全・快適な環境の整備、自転車事故の防止など総合的な施策を県民総ぐるみの運動により推進するため、現在、条例案を検討しているところでございます。条例案は、関係課で協議し作成の上、自転車関係団体や有識者などで構成する愛媛県自転車安全利用研究協議会で検討を加えまして、骨子案について、今月4日まで県民の意見を求めるため、パブリックコメントを実施したところでございます。

条例案には、県、県民、自転車利用者、事業者等の責務を明確にするとともに、自転車の交通安全教育、広報啓発活動、自転車を安全に利用できる道路環境の整備を施策の基本とし、自転車利用者の推進事項としてヘルメットの着用や、歩道通行時も車道左側に設置された歩道を通行することを、また運転マナーの向上に向けた自転車安全利用の日の設定などを盛り込む方向で検討しています。

これまで自転車は、通勤、通学、買い物という移動の手段として捉えられていましたが、サイクリングパラダイスを目指す本県としては、条例の制定を契機としまして、さらにハード、ソフト両面の環境づくりを進めて、趣味やレジャーまで自転車利用の裾野を広げることにより、県民が健康や生きがいを実感できる新たな自転車新文化を本県に定着させていきたいと思います。