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「（略）県は先週8/9、新型コロナウイルス感染症に関する「愛媛県ＢＡ.５対策強化宣言」（←全文はこちらをクリック）を発出しました。

今朝はその中から、県民の皆様に特にご理解頂きたい点に絞ってご報告させて頂きたいと思います。

ご案内の通り、県内では７月中旬以降、感染力が更に強いオミクロン株のＢＡ.５系統への置き換わりが進んだ影響もあり、8/8には過去最多の２,８４１名が確認されました。

このかつて経験したことがない感染の拡大に伴い、病床使用率も５０％を上回る状況が続き、保健・医療の負荷も非常に高く、限りある保健・医療資源を重症化リスクの高い高齢者や基礎疾患のある方などへの対応に集中すべき状況となっています。

更に今後、お盆や夏のイベント等で都道府県をまたぐ人の移動により感染が一層拡大することも懸念される中、県では、保健・医療のひっ迫回避と感染回避の更なる徹底により重症化リスクの高い方を守るため、8/9付で「愛媛県ＢＡ.５対策強化宣言」を発出することとなりました。期間は当面8月末を予定しています。

この宣言は、現在の「特別警戒期間」においてＢＡ.５系統による感染拡大を抑え込 むために対策を強化するものであり、県では保健・医療のひっ迫回避に向けて、以下の取組みを進めてまいります。

〇症状に応じた適切な医療受診
➣症状が軽い場合、できれば休日･夜間は医療機関を受診せず平日の日中に受診
➣陽性が確定した自宅療養者は、症状悪化時には“医療相談センター”に連絡
➣緊急を要する場合は、救急車を利用

〇無症状者の自主療養届出システムの導入
➣無料検査等で陽性結果が出ても、無症状の場合は、無理して医療機関を受診せず、 自主療養届出システムを利用して自宅で療養（自主療養）を
（職場等への提出に活用可能な「届出証」をメールで返信）

〇医療機関の陽性診断後、保健所から陽性者への聞き取り対象者を“重症化リスクの高い方（65歳以上の高齢の方や重症化リスク因子を複数有する方、妊娠中の方、医療機関から要請があった方）”に重点化

また、県民・事業者の皆様におかれましては、会食ルールについて次の２点を追加して強化をお願いしたいと思います。

➣夏休みで帰省した友人や普段顔を合わせない親族等との会食は、事前に無料検査を活用するなど特に注意
➣職場等身近な範囲で、陽性が確認された場合は、接触が軽くても、念のため会食に 参加しない

さらに、
➣適正受診への協力
➣ワクチン接種の促進（親子接種や予約なし接種、夜間接種等の活用）
➣感染対策の徹底（特に会食、イベント、地域スポーツ・文化活動の対策強化への協力）
➣高齢者への感染を防ぐ対策の徹底
・高齢者等の重症化リスクの高い方や同居家族の方は、混雑した場所への出入りを控えるなど、感染リスクを回避
・帰省して高齢の親族等と会う方は、帰省前に陰性を確認
➣防災の観点を含め、３日分程度の水や食料、市販薬等を備蓄

など多岐にわたり様々な要請をいたしますが、これまでも「オール愛媛」で何度も乗り越えてまいりましたように、今回の第７波もしっかりと乗り切るために、県民、事業者の皆様におかれましてはご理解の上お力添えを頂きますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

以上、今朝は、県が先週発出した「愛媛県ＢＡ.５対策強化宣言」の一部概要についてご報告させて頂きました。今週もどうぞ宜しくお願いいたします。」