午前、一人の大先輩とお会いした。 その方は、大阪府議会議員を4期16年務められ、本年勇退された、谷口さんという方である。 私にとって、郷土今治の先輩であり、高校の先輩であり、そして、公明党議員としての先輩でもあった。 先週、連絡を頂き、帰郷するので会えないかというその日が、今日であった。 世間にあっても、初対面の際、相手が同窓であることが判明すると、グッと親近感がわくものである。 今回は、それに加えて、同郷であり、同志でもある、ということになれば、のっけから信頼関係ができあがり、まだ見ぬ再会ともいうべき会話は、制限時間いっぱいまで尽きることはなかった。 といっても、そこは大先輩である。 新人議員として、今、やるべきことは何か。研鑽すべきは何か。その心得から実践まで、自身の体験を通しながら、お心こもるご指導を賜った。 何と、ありがたい。束の間ではあるが、貴重な邂逅となった。 谷口さんをお見送りしながら。今日を基点とした、関西における信頼と触発の人脈の拡がりを、胸中にしっかりと描いた。 さて、久しぶりの雨、の、この日の夜、1本の電話が鳴った。 県内に渇水の懸念が広がる中、確実に慈雨、と思っていた矢先、時として被害を及ぼす自然の両面性を知らねばならないことを痛感させられた。 いわゆる、雨漏り被害である。 すぐ現場に直行し、被害状況を確認の上、対応に当たらせて頂いた。詳細は措くが、つくづく議員は、生活現場から心が離れてはいけない、と思った。 たかが雨漏り、ではないのである。同じように、たかが値上げでも、たかが制度廃止でもないのである。 机の上では多少のことも、生活現場では決定的となりうることを、政治は知るべきである、と。 県民相談の帰り道、雨に濡れながら。自身が依って立つ心の位置は、ここだ、と確かめながら。 遅ればせに、青年の集いに駆けつけた。先輩との邂逅に始まり、生活現場に足を運び、後輩との決意漲る会合に終わった1日。 その真ん中で、自身が果たすべき使命を忘れまい、と思う。 ��写真は、先日の久万高原町遊説での1コマ)
午後、山本ひろし参議院議員とともに、社会福祉法人プロップ・ステーション(神戸市)を訪れ、ナミねぇ、こと、竹中ナミ理事長との面談と同事業の視察を行なった。��ご参照URL⇒ http://www.prop.or.jp/ ) そのひとときの全てが、私にとって、目からウロコであり、パワフルでアグレッシブな生き様そのものに、感銘を受け、衝撃を覚えた。 彼女のめざすビジョンは、もはや、福祉というカテゴライズでは収まりきらない。その存在は、ユニバーサル社会のイノベータというべきである。 というのが、面談を終えた私の結論だ。 彼女には35歳になる重症心身障害児の長女がいるが、その娘さんの療育を通した様々な経験を経て、1991年にプロップ・ステーションを立ち上げる。 創設時のスローガンは「チャレンジドを納税者にできる日本」である。 主語は、「日本」である。ケタが違うのである。 その理念を軸に、16星霜。彼女と彼女の仲間たちがめざす取り組みは、政・官・財・学・マスコミ等に強烈な触発を与えた。 やがて、関係者のみならず、各界第一線で活躍する方々が続々とその理念に共鳴し、今や一大応援団となって、ユニバーサル社会実現に向けた潮流が、一段と水かさを増しながら広がっているといえよう。 彼女は、自身のこれまでの活動を振り返りながら、語った。 障害者福祉というとき、そこには必ず温かい言葉が満ち溢れている。が、同時に。 与えるものと与えられるもの、という、一方通行以上の関係にはなれない淋しさと矛盾が、そこにはある。 一方、チャレンジドが納税者になる、つまり、働くというとき、彼らには仕事の厳しさが求められる。が、それを克服し乗り越えたとき。 彼らは、誰かから求められる喜び、という元気と、人間としての誇りを得ることができる。 そう確信するからこそ、チャレンジドが働ける場を創ろう、働けるチャレンジドを創ろう、と取り組んできた。 そして、これから本当に創りたいのは、そうした社会の “働き方”そのもの、つまり、チャレンジドも健常者も、ともに所と理解を得て共存できる社会のしくみ全体である、と。 私が彼女を、ユニバーサル社会のイノベータと結論したのは、このことである。第2、第3のナミねぇさんが現れ、これに続くだろう。 もう1つ付加するなら、彼女こそは政治家である。国民が安心して暮らせる社会にしていくのが、政治家の仕事の本質なのだから。 翻って、わが愛媛を思うとき。私がめざす、生活者満足度日本一というのは、ユニバーサル社会そのものであることに気づく。 ナミねぇさんの情熱と視座に学ばせて頂いた、貴重なひとときに心から感謝するとともに、早速、明日から、新たなチャレンジを始めたい、と思う。 ��写真:左から、山本ひろし参議院議員、ナミねぇこと竹中理事長、私)
午前、㈱フェローシステム(代表取締役/三好大助氏)を訪ねた。 NPO法人ユニバーサルクリエート(代表/佐伯康人氏)が推進する、あるプロジェクトについてお話を伺うためである。 その名は、「えんむすびプロジェクト(以下PJT)」。��ご参照URL⇒ http://enmusubi.biz/uc/enmusubi.html ) その理念と実践を語る前に。 彼らは、世間でいう、障がい者、という言葉を使わない。確信を持って、チャレンジド、と呼ぶ。 あの、ケネディ米大統領がスピーチで使った言葉だ。チャレンジドとは、神から挑戦という使命を与えられた人を意味する。 そして、そう呼ぶとき、そこには、障がいをマイナスということではなく、障がいゆえに体験する様々なことが、実は、自分自身と社会に活かすべき、価値なのだ、という確信に変わるのである。 さて、同PJTの理念に戻る。私なりに要約すると、以下の3つである。 1. チャレンジドの所得増による経済的自立をめざすこと。2. 企業・アーティストとのコラボで新商品を開発すること。3. 生産から販売までのビジネススキームを確立すること。 そして。 ついに今回、理念に基づく、同PJT開発商品第1弾、「お札入り縁起色紙」が完成したのであった。詳細は上記URLに譲るとして。 話は、これをどのように社会に発信し、ゴールへのムーブメントにしていくか、と熱く、続いた。 その中で、特に、私が感銘を受けたのは、ユニバーサルクリエート佐伯代表の、次の言葉である。「えんむすびPJTを通じて私たちが達成したいのは、実は、町づくりなんです。」 心に、刺さった。3つの理念さえ、その手段であるのだ。 その魅力的なコンセプトの実現に向け、早速、行政にできるサポートを検証してみたい、と思う。強烈に心を動かされた、ひとときであった。 IT企業としてユニバーサル社会に貢献したいと願うフェローシステムと、チャレンジドの就労機会と場づくりに取り組むユニバーサルクリエート。 それぞれのご努力により、参加アトリエと支援団体が、静かにではあるが着実に、広がっている。 静かに、を、活発に、に。着実に、を、いきおいよく、に。 微力ながら、その一助となるべく、動いてまいりたい。大きな、そして希望あふれる宿題を、頂いた1日となった。 明日は、佐伯代表が大きく触発を受けた、あの、ナミねぇこと、社会福祉法人プロップステーションの竹中理事長を伺う予定だ。 どんな触発を受けるか、今からワクワクなのである。 ��写真:左から、私、ユニバーサルクリエート・佐伯代表、フェローシステム・三好代表取締役、同・西田ジェネラルマネージャー、同・浦崎氏)
来月開催予定の党行事のご案内で、企業・団体を訪問した。 午前は、井上顧問とともに市内の5社・団体を、午後は単独で、久万高原町長と企業数社を、訪問。 年末のご多忙中を、皆様には快くご対応を頂き、心より感謝する。 また夕方からは、党内打ち合わせを行ない、会計処理の厳格を期したケースワークを中心に、今後の活動内容の確認を行なった。 いうまでもなく、国民の政治不信の根底には、この、政治とカネの問題が大きく横たわる。 ここが信頼回復の急所であり、民意と受け止めた私たち公明党は、不屈の執念をもって取り組み、今国会で、政治資金規正法の再改正を実現し、政治資金の透明化を大きく前進させることができた。 ゆえに、そのルール遵守は、私たちが範とならねばならない、と強く自覚するとともに、政治資金のみならず会計全般において、きちんと説明責任を果たせる自身に、と肝に銘じる。 余談ながら、その後の懇談の中で、ある先輩から、私のブログの文字が小さくて読みにくい、というご指摘を頂いた。 目がよく見える若者にターゲットを絞っているの?といわれ、ドキッとなる。早速、今日から文字を、少しだけ大きくすることにしたのだが、さて。 最近、自身を振り返って思うことは、少しチャージが足りていない、ということ。 それは、知識とか情報などの頭の栄養補給であり、思索という、消化吸収、あるいは熟成の時間、である。 あちこちに出向き、対人折衝と対話活動の毎日で、それはそれで重要だが、夜も、休日も、スケジュールが立込んで・・となると、読書さえままならない。 ましてや、思索を伴う関係資料や書籍の読み込みがストップ状態になっている。マズイ、と思うのである。 今週末は、久々のオフ予定。順番待ち状態で、机に積み上がった資料・書籍を、一気にチャージするぞ、と思う。 ��写真は、県庁本館にある、個人的なお気に入り、大きなノッポの古時計)
午後、公明党愛媛県本部青年局として、松山市湊町にある、えひめ若者サポートステーションを視察した。 藤原青年局長(新居浜市議)・渡部局次長(今治市議)とともに、同ステーションの、松本茂所長と加藤敏美相談員のお二人から、お話を伺った。 かねてから。又、おととい行なわれたKHJ愛媛こまどりの会定例会においても。 同センターの必要性と機能強化を望む声が少なくなかったことから、私は、ひときわの問題意識を持ちながら、お二人のレクチャに耳を傾けた。 実に、有意義であった。視察を終えて、早速、県・国レベルでのアプローチを進めんとする意欲が、体中に漲ってきた。 さて、このえひめ若者サポートステーション。どんな活動を行なっているかというと。 厚生労働省の委託事業として、若年無業者、いわゆるニートや引きこもり状態にある若者を対象に、彼ら彼女らの、社会生活上の自立を支援するための事業を、日々、行なっているのである。 設立は、昨年8月。先月末時点での総来所者数は、3,224人で、各種成果実績はいずれも全国平均値を大きく上回る。 私の所感では、そのカギは2つ、ありそうだ。1つは、1人の自立態様レベルに合わせて、関係機関とのネットワークが有効に機能している点。 就業的自立までのプロセスの中で、病院、ジョブカフェ、ハローワーク、NPOなど種々ある機関の中で、この部分を担当するのがサポステ、とそのミッションが明確になっていることだ。 もう1つは、相談員のスキル。その道20年のキャリアを有する加藤氏の、知悉の深さと溢れんばかりの情熱に、圧倒された。 同ステーションの来所者リピート率がずば抜けて高い、という最大の理由は、彼を中心とするヒューマンスキルの高さにある、と見た。 平成14年度内閣府調査によると、県内のニート状態にある若者は、約10,500名。全国ワースト5位という極めて深刻な事態の表出は、本県に大きな衝撃を与えた。 こうした若年無業者が全国的に拡大していく中で、公明党が若年者雇用対策として、事態打開に向け提案し誕生したのが、若者サポートステーションである。 関係者のご努力により、本県においては、同ステーションを自身の状況突破のより所とする若者たちが、着実に、その水かさを増している。 勢いを、さらに加速させなければならない、と強く思う。 席上、松本所長から、そのために必要とされるご要望を伺った。完全に同意するとともに、しっかりと、受け止めさせて頂いた。 一番、苦しんでいるのは、当事者本人なのだ。ということを、心に刻みつけながら。 10,000人を超える、まだ見ぬ若者たちに、解決への尽力を誓った。 ��写真:左から藤原青年局長・新居浜市議、私、渡部局次長・今治市議)