昨日今日の、2日間。 本年度私が所属する総務企画委員会と、 昨年度まで所属した文教警察委員会の、 合同県内視察。 で、昨日は、 交通管制センター(松山市)、上芳我家住宅(内子町)、 八幡浜警察署(八幡浜市)、の3か所を、 そして、本日は、 南予地方局(宇和島市)、きさいや広場(宇和島市)、 三間高等学校(宇和島市)、の3か所を、訪ねた。 全部綴ると、とてつもなく長くなるに違いない。 ので、まず、交通管制センターについて。 若草町にある同センターは、 ズバリ、 信号機をはじめ、感知機とか、 交通管制諸施設を制御して、 県下の交通が、よりスムーズに流れるよう コントロールする基地、だ。 部屋の壁いっぱいに配置された、 本県全域パネルと大小多数のモニターには、 まさに全県交通状況が一目瞭然、 で、 渋滞状況や主要交差点状況が、 リアルタイムで、映し出されていた。 ちなみに、 本県全体の信号機設置数は1,885か所、だそうだ。 その内、主要783機を、 同センターで集中管理しているとのことが、 考えてみると、 急な自然災害による道路の不通や迂回、 あるいは大規模事故や想定外の渋滞など、 突然発生した交通障害に対する解は、 どのように導き出されるのだろう。 隣室の巨大コンピュータが、 その高度な副次方程式を読み解くのだろうけれど、 結局、最初と最後は人間の判断、 と考えると、 24時間油断を許されないその職務の重要性に、 あらためて敬意の念が込み上げてくる。 なお、 信号機1機の導入費は約400万円で、 その電気代は年間約2億円、とのこと。 当たり前と感じる公共サービスにも、 当たり前ながらコストがかかっている、 ということを、あらためて気づかされる。 現在、県警では、 めざせ!アンダー80と銘打ち、 年間の交通事故による死者数を、 80人未満に抑止することを目標に、 取り組みを進めている。 昨年度は82人。 と、55年ぶりに90人を下回ったが、 本年はそれ以上の抑止をめざしている、のだ。 私も、昨年の文教警察委員会では、 さまざま提言をさせて頂いたが、 引き続き、さらなる交通安全の実現に向けて 取り組んでまいりたい。 さて、交通管制センター視察を終え、 次に向かったのは、内子町の上芳我家住宅。 と、そろそろ、紙面も尽き。 あらためてのご報告とさせて頂きたい。
AM5:00すぎ。 鳴り響く電話の音に、 何ごと?と、飛び起きた。 「森松団地で水が出なくなった。 至急、対応願いたい。」 と、入居者の方から、だった。 内容を伺って飛び跳ねるように。 取るものも取り敢えず、家を出た。 この季節、もう外は、明るい。 AM5:30すぎ、現場に到着。 団地内で、断水事情についての放送が 繰り返し、続いていた。 真っ先に敷地内の井戸に向かうと、 業者と職員が忙しく作業をしており、 状況を伺うと、 井戸がほとんど枯れている状態、という。 昨日、水位を確認したにも関わらず、 だそうだ。 緊急の労をねぎらいつつも、 まずは当面の水が一刻も早く確保できるよう、 これから後の、最大の尽力をお願いした。 それから、 入居者の方、近隣の方を何軒か訪ね、お話を伺った。 それによると、 森松だけでなく、南高井を含むこの辺一帯で、 急激に、地下水不足が起きていている、とのこと。 田植えができない農家がたくさんいる、ともいわれ、 周辺地域による地下水の使い過ぎが原因、といわれる。 要は今、地下水はどうなっているのか、だ。 当面の措置とは別に、ここが対策の急所、であり、 目に見える、ダムなどの貯留水とともに、 目に見えない、 地下水を含めた水源対策の重要性を、痛感した。 AM8:00すぎ。 現場でいろいろ見聞きした状況を、 出勤時刻を見計らって担当課へ連絡し、 当面の水確保に全力を、 と、あらためて要請させて頂いた。 さて。 気づけば、こちらも時間の勝負、ではあった。 今日は、総務企画・文教警察委員会合同の 県内視察初日、だったから。 あわてて身支度を整え、県庁に滑り込む。 なんとか間に合い安堵するも、 復旧作業の順調を祈る思いでの出発、となった。 当面の措置にめどを立て、 本質的な水源対策、つまり 全県域にわたる水戦略を、立てる。 入居者の方々をはじめ、 広く県民の皆様の思いにお応えできるよう、 微力ながら精一杯取り組んでまいりたい。
終日、政務。夜、党務。 ということで、 先日の視察レポートの、続き。 小雨ぱらつく5/29の午後、 足立区の「あだち若者サポートステーション」 ��以下、AYSS)を、訪れた。 アポ通り、13:00定刻。 ごあいさつの後、さっそく、 同区産業経済部就労支援課の境係長、 青少年自立援助センター山岸事務局長、 そして、 同ステーション長谷川運営責任者 のお三方から、お話をお伺いした。 私たち公明党の提唱によって、 2006年から厚労省委託事業として導入された 「地域若者サポートステーション」は、 ニートや引きこもりといった若者の自立、 なかんずく、 就労支援を中心とする若者の社会参加、 をめざしている。 そのニーズは年ごとに高まり、 当初、全国25か所で始まった拠点数は、 現在、92か所へと拡充されている。 そして、中でも、全国のモデルケースとして 注目されているのがAYSS、といわれている。 その特徴は、 対象者となる若者の発見からAYSSへの誘導、 そこから、1人1人の態様に応じて、 就労はもちろん、 各種セミナーへの参加や医療機関との連携など、 多彩で包括的な支援体制が取られている点、にあろう。 特に、日頃から、 民生委員や青少年委員の方々と連携を密にして、 対象者の掌握に努められており、 足立区内の対象者を約1,100人と特定されるのは、 同問題に対する地域理解の質の高さを示している、 といえよう。 また、 就労する際の履歴書の書き方等についても、 業務別の豊富な参考例を活用しながら、 という風に、1つ1つのサポートメニューを、 個人の状況に応じてきめ細かく実施している、という。 本県の、えひめ若者サポートステーションも、 松本所長はじめ関係者のご尽力により、 来所者数、進路決定者数とも、 全国平均を上回る成果を上げている。 と、 以前何度かお邪魔した際、お話を伺ったのだが。 一方で、 きめ細やかな包括支援体制という点で課題が残る、 ということを、その際お聞きしたことが、 今回の視察につながっているな、 と、ふと思い返した。 さて。 私が訪れた時点で、何人かの若者が、 ハローワーク&サポステのコラボによる 「ハローワークの上手な利用方法と トライアル雇用について」 というセミナーに参加されていた。 対象者1人1人の本音や、 彼らを取り巻く地域や家庭環境の実際や、 担当するスタッフの真剣さが、 ヒシヒシと伝わって、きた。 長谷川さんをはじめ ご案内頂いた皆様のお話が、 思いやりにあふれ、 共感を禁じえなかったのは、 彼らがいつも現場に立ち、 当事者の気持ちを感じているから、だろう。 そう、思った。 そんな足立区では、来月から、 「訓練就労サポーター制度」という 新たな取り組みをスタートさせる、という。 実に意欲的だが、これは、 AYSS利用者が、 企業で実践的な訓練を受けられるシステムで、 NPOなどの就労支援事業者が、 サポーター登録された区内企業から業務を受託し、 そこへ、NPOコーディネーターとAYSS利用者が 複数人数でチームを組み訓練就労する、というもの。 就職までに相当の時間や段階を要する若者のための、 中長期の職業訓練システム、といえよう。 その必要性は、 えひめ若者サポステでもかつて伺ったが、 全国に先駆けての足立区の実践に、 愛媛も続け!とばかり、大いなる触発を受けた。 若者は、待っている、のだ。 それが、 今回の視察で得た私の確信、に他ならない。 スイッチを入れたまま、 次は、県内を走れ、と決意する1日であった。 PS お忙しい中、ご対応を頂きました 境様、山岸様、長谷川様はじめ AYSSスタッフの皆様、 ハローワーク足立の山本様、 お世話になり誠に有難うございました。
早朝、ホテルを出発。 同僚の玉井敏久県議とともに 向かったのは、千葉県。 めざした視察先は、 元ツッパリとも、 農業界の革命児ともいわれる、 あの、木内博一氏率いる農家集団、 農事組合法人「和郷園」、だ。 乗換えのりかえ、 10:00、到着。 私たちを迎えてくれたのは、 同法人副代表理事の、向後武彦さん。 人懐っこい笑顔の向こうに、 真っ先に私が感じたのは、 木内代表とともに、 革命集団のリーダーとして農業新時代を切り拓く 闘士としての、彼の凄まじいまでの熱さ、だった。 早速とばかり、 彼らの事業概略を、約1時間ほどレクチャ頂いた後、 冷凍・カット・パックなどの工場、リサイクルセンター、 バイオマスプラント等をご案内頂いた。 そのすべてをレポートするとシリーズものになりそうな、 それくらい、驚きと感動の連続、であった。 なかでも、とりわけ強く印象に残ったのは。 彼らは、すべての発想を、 お客様から出発させている、ということ。 これは、 ビジネスの原理原則であり、鉄則。 なのだが、実践となると、 できそうでできない至難、でもある。 彼らにすれば、 ビジネスでさえそうなのだから、 いわんやこれまでの農業においてをや、 という思いがその根底にあったろう。 ゆえに。 まず作る、そして、売る。 この当たり前を、彼らは逆転させたのである。 つまり、まず初めに考えるべきは、 お客様に買ってもらうことだ、と。 いわく、 どんな農作物を、どのように加工・商品化し、 いつ、どういうチャネルで、いくらで売れば、 どういうお客様に、買って頂けるのか。 その仮説立てができてから、作る、 のだそうだ。 これはまさしく、 ドラッカーの言う通り、 マッキンゼーの指南通り、 コトラーの理論通り、 なのであって、 まさしくザッツライトな、 農業革命と呼ばれるにふさわしい発想、だ。 たくさんの感銘の中から、 もう1つだけ挙げると、それは、 もったいない、の価値化、である。 農産物が商品として店頭に並ぶまでに、 規格外は、これまで弾かれてきた。 味覚も、栄養価も、鮮度も変わらないのに、 商品化できないのはもったいない、と。 それなら、 と、彼らはもう一歩踏み込んで、考えた。 こちらでカットして皮むきして、 料理の下処理をしてあげたら お客様に喜ばれるのではないだろうか、 さらに、 かき揚げや、きんぴらや、野菜炒めなど 料理メニューごとに野菜をソートしてパックすれば、 お客様はちょっぴり助かるのではないだろうか、 そうすれば、 今まで価値を認められなかった規格外農産物が、 生産者にも消費者にも価値をもたらし、 商品として成立するのではないか、 ズバリ、 これはビジネスチャンスだ、と。 その、逆転の仮説、 の実行は並大抵ではなかった、という。 が、 その不屈の信念は消費者の心にヒットし、 彼らは大いに報われる結果と自信を得た、 という。 その他、綴りたい感動は、まだまだあるけれど。 午後、最後の見学地で向後副代表理事と別れ、 松山への帰路についたのだが。 “大事なことは、 腹を決めて本気で農業やれるかどうかですよ”、 との彼の言葉が、とてつもなく、心に響く。 それは、 愛媛の農業再興のために、 本気で政治やれるかどうかですよ、 との自身への問いかけ、にほかならない。 しっかりと、受け止めてまいりたい。 貴重な視察のひと時をご提供頂いた 向後副代表理事はじめ和郷園の皆様、 この場をお借りして改めて感謝申し上げます。 お忙しい所、誠にありがとうございました。 PS 道中含め、段取りを頂いた玉井県議にも 心より御礼申し上げます。 ��写真は、カットほうれん草バラ凍結、の試食。 解凍から戻しただけでゆでたての美味、でした。)
今回の上京は、スケジュール目白押し。昨日もう1つ綴りたかった内容は、後日改めて。 と、本日は、 玉春日引退楯山(たてやま)襲名披露大相撲、について。 いうまでもなく、玉春日関といえば、わが愛媛が誇る、人気力士。 旧の野村町、今の西予市出身、だ。 得意の、突き押し相撲ひと筋で、あの若貴にも、武蔵丸にも、曙にも土をつけ、 3賞を5度も受賞した、玄人好みのいぶし銀、というべき実力派力士、であった。 この日、私は、愛媛県議会スポーツ振興議員連盟の一員として、 彼の現役引退に対する敬意と、親方業の門出に対する祝意をもって、 会場の末席に加えさせて頂いた。 これまでに何度か、本県行事を通じて、玉春日関とご一緒する機会を得たが、 彼に対する私の印象は、人間が素晴らしい、の一言に、尽きる。 豪快な取り口からは想像できないほどに、常に振る舞いは謙虚で、心配りは繊細、だった。 それは、誰もが応援したくなる、人間・玉春日としての魅力、ではなかったか。 両国国技館に詰めかけた約6,000名のファンも、きっと、同じ思いだったに違いない。 引退興行は、二所一門呼び出し連によるふれ太鼓に始まり、 幕下決勝五人抜き、初切、相撲甚句、十両取組、と続いた後、 加戸・愛媛県知事から、愛媛県スポーツ特別功労賞が授与された。 それは、 本県に限りない夢と希望を与えてくれた彼の土俵人生に対する敢闘賞、であったろう。 その後、井関・郷土後援会長によるご挨拶、中央大学応援部による応援歌斉唱、と続き、 いよいよ、メイン行事である断髪式へと進んだ。 惜しみない拍手と歓声がこだまする中、300名を超える方々が土俵に上がり、 ゆっくりと、次々と、ハサミが入った。 玉春日席の、何度も何度も涙をぬぐう姿に、思わず、目頭が熱くなった。 次の予定があり、名残惜しくもここで中座させて頂いたのだが、 人格優れた玉春日関であれば、立派な指導者としての活躍と、 彼が育てる名力士の誕生を、今から心待ちに待ちたい、と思う。 最後に、本日頂いた資料に書かれてある、彼の引退メッセージをご紹介したい。 「自然豊かなふるさとに育てられすばらしい指導者に恵まれ すばらしい方々との出会い皆様のあたたかい応援に支えられ だから精一杯頑張る事ができました すべての皆様に感謝いたします本当にありがとうございました そして私を生んでくれた両親にありがとう 日々努力 日々精進 日々感謝元玉春日 楯山(たてやま)」 よく、引き際が肝心、といわれるが、 人として感謝と謙虚こそが最も肝心なんだ、 と気づかせてくれる玉春日関の、お手本のような引き際の見事さに、 あらためて感動が込み上げるとともに、心から敬意と祝意を送りたい、と思う。 玉春日関、永い間、ご苦労様でした。そして、今後のご活躍を、心から楽しみにしています。