午後、松山市内で開催された 県民総合文化祭・総合フェスティバル、 に出席。 本年で22回目となる今回のテーマは、 「愛で深め 愛で拡げる 愛媛の文化」 ということで、 冒頭、華やかな色を添えてくれたのは、 三島高校書道部と松山東雲中学・高校 ハンドベル部の生徒の皆さん。 圧巻のコラボパフォーマンスに、 こちらの拍手にも思わず力が入る。 以降、次々に演じられる演目ごとに、 感動は深まり、拡がるようであった。 こうした機会を通じ、あらためて。 本県文化の伝統に感謝し、 その可能性に希望を膨らませたい、と思う。 県民総合文化祭の開催期間は、 本日から12月31日までの92日間。 県内各地で多彩なイベントが予定されており、 ��⇒ http://ehime-c.esnet.ed.jp/bunkashinkou/sougou/h21/21top.htm ) この機会にぜひ、 1人でも多くの皆様に、 愛媛の文化の魅力に触れて頂ければ、 と思う。
少しづつ色づく紅葉、久万高原町。 私たち公明党では、現在、 国と地方併せて3000名の議員が一斉に、 「介護総点検運動」を行っているのだが、 その一環で本日は、 同町役場及び町内のいくつかの施設を、 視察させて頂いたのであった。 2軒、3軒、10人、20人と、 現場を拝見し、話をお伺いするにつけ、 介護サービスの重要性と、 現状の課題の深刻さを、同時に、 目の当たりにする思いが、した。 高齢者、障がい者、 或いは 要介護の程度や家族形態、経済状況など、 お1人お1人に様々な背景や状況があり、 求められる介護サービスは、 いうまでもなく一様でない。 が、 それを提供する側も、 利用する側も、支える側も、 それぞれに今、 ギリギリのところで踏ん張られている、 という状況に、変わりはなかった。 まさに、待ったなし。 だからこそ、スピード感を持って。 この、全国の総点検結果をもって 公明党・介護ビジョンとしてまとめ、 来年の通常国会ではしっかりと、 政策提言させて頂く予定である。 ネットワーク政党の真価を発揮して、 今日お伺いした皆様の声を しっかり反映させてまいりたい、と思う。
午後、市内のホテルで開催された 中核市サミット2009 in松山、に参加。 会場いっぱいにお集まりの 全国41中核市関係各位におかれては、 ようこそ愛媛・松山へ、 と、思わず声を大にしたくなるくらい、 感謝を申し上げずには、いられない。 14回目の開催となる今回のテーマは、 「結束・中核市~中核市から日本を変える~」。 歓迎あいさつで中村松山市長は、 「先の衆院選で、 すべての政党が地方分権を公約に掲げた。 私たち地方・中核市もまた、 いつでもそれに応えられるよう、 責任と覚悟を持って準備を進めてまいりたい。」 と、その決意を披歴されたが、 これに頷かない参加者は、恐らくなかっただろう。 さて、基調講演に続く特別講演は、 松山市立子規記念博物館の 天野祐吉名誉館長で、 演題は「マチを広告する」であった。 まさにこのお方である、 私の人生を変えたのは、 と、倒置法になるくらい。 大学時代、社会に出るにあたって、 私の仕事は広告であるに違いない、 と思い込み、実際、 広告の仕事を通して今に至ったのは、 当時まだ創刊まもなくの 月刊誌「広告批評」との出会いに、よる。 その編集長が、天野さんだった、のだ。 天下一品のディレクションに、 私は一発で、痺れてしまった。 糸井重里さんの、おいしい 生活。 や、 仲畑貴志さんの、おしりだって 洗ってほしい。 とかの時代、である。 と、深みに入る前に話を戻すと、 その天野さんの今日の講演だが、 往年の天野節、というか、よもだ全開で、 時代や世の中に対する感度たるや、 そのビビッドな切れ味に凄みさえ湛えていた、 と思うほど、懐かしく嬉しく、そして感動した。 天野氏、いわく(以下は趣旨)。 “中央集権は、各地の文化をのっぺらぼうにした。” “県や市のキャッチフレーズはどこも、 さわやかナントカ、いきいきナントカばかり。 いきいき愛媛といってもピンとこない。 ピンとこないところに、人は来るだろうか。 愛媛の良さは、ぬくぬくしているところだと思う。 ぬくぬくしたいなら愛媛ぞな、 というブランディングこそ自然ではないだろうか。” “方言を使おう。 方言は、土地の表情を創り出すのだから。” “飲んだら乗るな 乗るなら飲むな、 なんぼ言ったらわがるんな、 標識の、この最後の一節で、 私はこの町が大好きになりました。” マチを広告する。 という、天野さんの講演の心は、 地方は地方らしく、 私たちは私たちらしく、 結束して当たることが、 日本を変える、という 今回のサミットのテーマに つながっていくに違いない、 ということではなかったか。 自身の立場にて、 しっかり受け止め取り組んでまいりたい。 貴重な機会を頂戴した関係各位に 心より感謝を申し上げます。
午前、雄郡地区文化祭に出席。 初めて参加させて頂いたが、驚いた。 身近に、こんなにたくさんの、 ステキな“わが町”アーティスト がいらっしゃるなんて。 知らなかった不明を恥じ入るのみ、だ。 公民館の、所狭しと展示された作品は、 油絵、日本画、パッチワーク、俳句、書道、 と、挙げればキリがないほどに、多彩。 なおかつ、お見事。 作品を創っているときの 作者の気分とか状況を想像しながら、 その瞬間にあるピュアこそ、 平和と幸福の種、と思った。 政治は、その種を想うべき、だ。 文化は、個性と多様性を容認し、 それへの共感は、 優しさと感動を連鎖する、のだ。 であれば、 地域を問わず、洋邦も時代も問わず、 文化を広げていく中にこそ、 平和と幸福の花は開く、 と、私は確信してやまない。 伊予万歳を健気に演じる小学生を見て、 苦虫を噛む人がいるだろうか。 獅子舞を汗だくで演じる若者を見て、 舌打ちする人がいるだろうか。 と、文化の日に。 文化の有難さを、 猛烈にかみしめる1日となった。 出展者出演者の皆様と、 準備運営に当たられた関係各位に、 心から感謝を申し上げたい、と思う。 本日は誠にありがとうございました。
午前、地域活性化特別委員会。 テーマは、「愛媛大学との連携について」。 いきなり余談だが、その開会の時刻。 窓の外では、 ツクツクボウシが鳴いていた。 思わず、手帳の日付を確認したが、 気になったのは私だけだったか。 さて、ご案内の通り、 国立大学は2004年から法人化されたが、 泉副学長によると、 これによって全国の国立大学は、 これまでの、 いわば文科省という本社の支店という位置づけから、 それぞれが独立した法人となった、のだそうだ。 従って、国立大学法人愛媛大学は、 愛媛県を地盤とし貢献目的とする法人格となった。 そうしたことから翌2005年、 県と愛媛大学は連携協定を結び、 「相互の緊密な連携と協力により、 地域の課題に迅速かつ適切に対応」 することと、 「活力のある個性豊かな地域社会の形成・発展に寄与」 することを目的とし、 産業活性化、県土保全、人材育成に関することと、 その他連携の推進が必要な事項に関すること、 を具体的な連携事項として取り決めた、そうだ。 この間、既に 19項目について合意し取組みを進めているが、 何れも具体的な地域課題を“的”としており、 その点、大いに評価したいし、期待したい。 委員からは、様々な質疑がなされたが、 愛媛大学が、単に知の殿堂のみならず、 地域社会への貢献や県政課題解決に向けた 有力なシンクタンクとして、 行政とウィン×ウィンの関係構築を目指されたい、 という点については完全に一致した、といえよう。 まさにテーマの通りだが、 本県発展のために、愛媛大学と しっかり連携してまいりたい、と思う。