今朝の、愛媛新聞。思わず、目に留まった。 昨日の、環境保健福祉委員会の一部、障害者扶養共済制度・県条例改正案について、の記事である。 掛け金上げ 委員会可決。賛成多数 公明・共産が反対。 そんな見出しに始まり、以下は、記事の抜粋。 ��県が2008年度から心身障害者扶養共済制度の掛け金補助を段階的に縮小し12年度に廃止する方針を打ち出す中、県議会の環境保健福祉常任委員会は7日、掛け金値上げなど国の制度変更に伴う条例改正案を審査し自民と社民・護憲連合が賛成、与党の公明・新政クラブと野党の共産が反対し、賛成多数で可決した。ただ、加入者には二重の負担増となるため、賛成した会派からも県に方針再考を求める声が相次いだ。」(2008年3月8日付・愛媛新聞3面) 昨日の模様は、まさに、その通り、であった。 これについて様々な思いが今もあるし、また、この間、たいへん多くのことを学ばせて頂いた、と思う。 すべて綴られないとしても、やはり、心に刻ませて頂いたのは、私、あるいは私たち会派は、誰に対して責任を負うのか、ということである。 それは。 庶民の気持ちがわかり、その思いを代弁する者として、特に、弱者である福祉という分野に光を当てる者として、 本来の公僕として真面目に汗をかいて働く者として、期待を寄せてくださる、すべての方々に対して、であろう。 そういう意味では、与党会派にありながら。私たちに、今回の態度を貫かせたものは、そうした方々の叫びであった。 結果的に可決された点では、やはり、政治は数の力、という現実を痛感せざるをえない。 が、一方で。 ��賛成した会派からも県に方針再考を求める声が相次いだ」ところに、私は、当事者の叫びが、確かに伝わったことを、確信してやまない。 誰に対して責任を負うかということを深く刻ませて頂き、様々な意味で今後につながるであろう、1つの大きな戦いだった。 そんな思いで記事を読んでいると、当事者からメールが届いた。ありがとう、の趣旨。 こちらこそ、なのであります。 ��写真は、県庁内の風景から。天皇陛下御即位記念植樹、の松。)
環境保健福祉委員会、2日目の今日は、保健福祉部の所轄事案の審査であった。 庁内で唯一、予算が増大する社会保障関連を扱う部局だけに、理事者側の新年度当初予算案の説明だけで、小一時間を要した。 今回の本会議で、私たち会派は。 障害者扶養共済制度の掛金補助の段階的縮小・廃止について、断固反対、との意思表示を行なった。 与党会派にあって、熟慮と勇気を要したが、私たちを毅然と決断させたものは、当事者ご家族の叫びであった。 その時、私の心は打ちのめされたのである。 一方において、地方交付税が急速に減額され、歳入が減り続ける中、社会保障関連の県費負担が、このまま増え続けて良いはずがない。財政は早晩、立ち行かなくなる。 その自明の中で苦渋の決断というなら、行政は。心と体にどれだけ汗をかいているか、問いたかったのはその1点である。 そしてそれは、自身に向けても然り。今も問い続けている。もっと他に方法はないか、と。 その他、熱心な議論が今日も続いたが、詳細は後日の会議録に譲るとして。終了後、場所を移して引き続き、本委員会の懇親会が開催された。 新年度から、議員・理事者とも、顔ぶれが入れ替わる可能性があり、1年間を共にしたこのメンバーでは最後となる、いわば、お別れ会。 新人の未熟をいつも暖かく見守ってくださった、白石委員長、鈴木副委員長に、感謝。そして、森高議員をはじめ、種々ご指導頂いた先輩議員の皆様に、感謝。 的外れと浅学の私に、1から丁寧に教えてくださった、すべての理事者の皆様に、感謝。テーブルを回りながら、皆様に、心からの感謝を申し上げさせて頂いた。 また、この日は、県庁蛍雪会の懇親会が同時間帯で開催されており、遅ればせながら私も、駆けつけさせて頂いた。 蛍雪会とは、母校・今治西高校のOB会である。頭に県庁がつくから、県庁職員・県議の同校OBの集い、ということになる。 職員数、約300名。議員数、6名。数字だけ見ると、もはや一大勢力、である。 この項、また改めて、と思うが、なんと母校の有難き、なのである。 肩書きも、年齢も、距離さえ超えて、あの方この方と、一気にお近づきになれてしまうのである。 あっという間のひと時の最後は、お約束の、校歌斉唱。 壇上で指揮を執られたのは、先輩・豊島議員である。皆様にお見せしたいほど、実に見事な、勇姿なのであった。 ��写真は、4季連続が眩しい後輩たちの、今春センバツ出場記念タオル。)
今日から、環境保健福祉委員会。初日の本日は、県民環境部の所轄事案の審査である。 いつものことであるが、実にわが委員会は発言が活発、なのである。うかうかしていると、発言の機会を失ってしまうのである。 新人の身としては、何かと恐縮が先に立ちながらも、敢えて最近は、ハイハイっと、先頭を切って挙手するようにしている。 これは、一杯一杯の裏返しに他ならない。 いくつか質問をさせて頂いたが、その中で、地球温暖化防止の取り組みについて触れたい。 いよいよ本年から2012年まで、京都議定書の約束期間が始まる。わが国の温室効果ガスの削減目標は、1990年比でマイナス6%。 ところが、2006年度で既にプラス7%であるから、実質目標はマイナス13%、なのである。 では、本県は、と問うと、2005年度で何とプラス23%、実質目標はマイナス29%、なのである。 そして内訳を聞くと、その2/3を産業界が占めるとあって、ある意味、製造業主体の本県としての宿命的課題といえそうだ。 しかし、コトは世界共通の最重要課題。何としても達成していくという姿勢を、僭越ながら確認させて頂いた。 詳細は、県議会ホームページの会議録に譲るとして、委員会の活発は、夕方近くまで続いた。 そして、夜。��PO法人ヒューマン・チェーンセンター主催のセミナーに参加した。 タイトルは、「ニート・引きこもりからの脱出」。 冒頭、「ニート・引きこもる若者たちへの支援活動の現状と課題」と題して、同センター理事長の戒田優氏から、約30分の講演があった。 戒田理事長とは、KHJ愛媛こまどりの会で面識を得たのだが、実に熱い方だ。この問題をライフワークとされる、情熱の塊である。 今後ともご教授を頂きながら、協力して問題解決に取組んでいきたい、と思わずにはいられないくらいに、こちらまで熱くさせる講演であった。 続いて、「君といっしょに歩いていく~訪問活動の重要性~」と題して、あの、レンタルお姉さん、川上佳美さんの講演を拝聴した。 今は、NPO法人ニュースタート事務局を旅立たれて、日本若者訪問支援協会代表として、ご活躍されている。 体験と信念に基づくお話に、終始、感服させられた。自信がみなぎり確信あふれる彼女は、とても私より1世代下とは思えない。 そして、正直。 今を、“わざわざ、ウザイ人が必要な時代” と、彼女は言う。なるほど誰しも、ウザイ、といわれることを恐れ、避ける時代である。 そうした価値観が、ニートや社会的ひきこもりをここまで産み広げたのだとすると。 ちょっと昔の家族にあった、近所にあった、あのウザったさを、もう一度取り戻そうよ、そんなメッセージを、私は彼女から受け取った気がした。 そして、そのウザったさを、確かな人間関係として成立させたものは何だったか、と考えると、それは“信”なのだ、と思う。 相手を信じ、自分が信じられた時代を、今度は私たちの手で。現代に即したカタチで創っていくのだ、その取り組みはこうして始まっているのだ。 そんな勇気と希望を頂いたお二人に、心から感謝を申し上げたいし、これからあらためて連帯を強め広げていきたい、と心から思う、有意義なセミナーであった。 ��写真は、左から戒田理事長、レンタルお姉さんこと・川上佳美さん、に緊張する私。)
今日は、一般質問最終日。 論戦は、午前、住田省三氏(自民)・豊島美知氏(民主)、午後、村上要氏(社民・護憲連合)・明比昭治氏(自民)、の順。 傍聴席の大応援団に見守られながら、本日最初に登壇されたのは、自民党の住田議員。 食・医療・防災・治安など、主に県民生活の安全という観点から質問を構成され、 地元問題もしっかり盛り込むなど、多岐にわたり、制限時間筒一杯のボリューム、であった。 したがって、理事者の答弁に要した時間も、約40分。今議会では、ダントツの長さであったろう、と思う。 続いて、民主党の豊島議員。 体調を崩されたのか、声にいつもの張りが感じられなかった点が、母校の後輩としては、少し気になるのであった。 その質問は、大きく3点にまとめられた。地方公務員の国籍条項撤廃、高齢者虐待防止、児童の社会的養護について、である。 私にとっては知見の広がる有意義なテーマであったが、民主党副代表として拝聴した場合、いろいろ考えさせられた質問であった。 午後は、社民・護憲連合の村上議員。駆け出しの私にとって、いつもながらだが、役者の違いを感じさせられる。 会派の制約上、持ち時間は20分間であったが、再質問を行なうほど自由自在に、食の安全、交通安全、離島航路、地方局再編、に関する質問を行なわれた。 そして一般質問の大トリは、自民党の明比議員。傍聴席は今回もしっかりと、地元大応援団で埋められていた。 質問内容は、三浦保愛基金、地域資源を活用した既存企業の新事業支援のほか、教育、環境保全、アスリート育成など、将来を見据えながらの持論を展開された。 私が特に注目したのは、四国4県における製造品出荷額で見た場合の、県別で愛媛が、市別で西条市が、それぞれダントツのトップであるという事実である。 あらためて、わが県の経済力のベースは、製造業であることを認識した。 その上で、かんきつ・養殖水産など、高品質で競争力のある第1次産業など、本県の強みに根ざした新ビジネスの創出が、地域経済活性化のカギである、とする論調には、私も同意するのみ、である。 聴き応えがあり、考え甲斐のある、一般質問最終日であった。明日からは、論戦の舞台は、常任委員会に移される。 使命感と情熱を持って、しっかり取組んでまいりたい、と思う。 ��写真は、親戚から届いた、はっさく。毎日の食卓を飾るかんきつに、心から感謝。)
論戦は、続く。 今日は、午前、三宅浩正氏(自民)・笹岡博之氏(公明党・新政クラブ)、午後、佐々木泉氏(共産)・菅良二氏(自民)、の順で行なわれた。 三宅議員は、私を含めて1期生議員の大トリを飾る、初登壇。 満を持してとはこのことで、日頃の政務調査の丁寧さが随所に感じられたし、治安・教育に関する並々ならぬ情熱と揺るぎない主張には、大いに触発された。 冒頭、自ら議員を志したのは、そうした思いを、この場所に立ち、きちんとぶつけたかったから、と三宅議員。 曲げない強さ。というか、揺るぎない、その保守に対する信念に、圧倒される思いがした。 続いての登壇は、わが会派の笹岡議員。 医療と教育に関する質問を中心に組み立てられたが、アプローチの巧みさに思わず唸った。手前味噌ながら、さすがわが代表、と思うし、実践を通して学ばせて頂く有難さ、を思った。 佐々木議員は、常任委員会・特別委員会ともにご一緒させて頂いているだけに、その舌鋒の鋭さを、日頃から間近にしてきたが、この日も、その姿勢は変わらない。 共産党の視点から、国防・医療・警察問題を取り上げ、攻めまくられていた。 そして本日のトリは、自民党の菅議員。毎回のことではあるが、傍聴席が満員御礼状態である。 空手で鍛えた堂々たる体躯に、よく通る声。まっすぐ傍聴席を見据えながら、笑顔で。 首長も経験された菅議員の辞書には、おそらく、動じるという言葉はないだろう、と思うほどに、議場内の空気を和やかに一変して、グイグイ引きずり込む力が、あった。 医療問題、中小企業対策を中心に組み立てられたが、それはまさに、私たち公明党の注力分野でもあり、大いなる共感と刺激を受けた。 4者4様の論戦は。 異なる視点から、それぞれが県民利益をめざす、真剣勝負である。ゆえに、議員席の私たちもまた、耳目も真剣に、拝聴させられるのである。 そして今日もまた、新人の私には。実に有意義な発見の連続、の、一般質問2日目となった。 ��写真は、菅議員の地元、私も地元、の、しまなみ海道)