
視察2日目はまず、下呂発温泉博物館へ。
こちらは、温泉を科学と文化の両面から紹介する全国でもめずらしい温泉専門の博物館。
2004年4月に下呂温泉・温泉街の一角に開館し、温泉に関わる約400点の展示資料に加えて温泉に関する書籍や学会誌なども収蔵されています。
私たちの地元の道後温泉についても温泉水や資料が展示されていました。
それによると、道後温泉の泉質は単純温泉で、含有成分が少ないため刺激が少なくておだやか。だから赤ちゃんからお年寄りまで、また皮膚が弱い人も安心して入れる温泉で、リラックス効果が高く、不眠症やうつ状態の改善、自律神経の正常化に良いとされているとのこと。
「癒し」は時代のキーワード。
その代名詞ともいえる温泉と温泉文化は、国内外を問わず、より多くの観光客を引き寄せる魅力と可能性にあふれているとあらためて確信しました。
道後温泉をはじめ県内各地の温泉の魅力にもっと光を当てながら、さらなる観光振興に取り組んでまいりたいと思います。

次に、下呂温泉観光協会を訪問し、瀧会長から「先駆的DMOの取組み」についてお話を伺いました。
同協会では、観光地経営戦略2025-2030に基づいて、デジタル技術を活用した地域活性化の実現とともに、観光庁から「先駆的DMO」として支援を受け、持続可能で国際競争力の高い観光地を目指しています。
下呂温泉は日本三名泉のひとつで、専門家が選ぶ「にっぽんの温泉100選」で第2位という全国屈指の人気温泉。
わが道後温泉は第3位で、毎年デッドヒートを繰り広げるライバルの間柄だそうです。

瀧会長からは、下呂市においても人口減少は深刻で、そのマイナス分を補うものとして観光振興政策が位置づけられていること、また、人口3万人に満たない同市で466億円の経済効果を生み出す観光業はなくてはならない生活の基盤となる産業であり、今後も持続可能な町として発展し続ける未来への思いが、とめどないほどの熱量で語られました。
今回得た知見を活かしながら、人気温泉を有するよきライバルとして、道後温泉はじめ本県の“温泉”を核とした観光振興の推進により一層取り組んでまいりたいと思います。
- 投稿者
- 木村誉
- 投稿時刻
- 21:53
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