
「(略)現在、週3便で運航されている松山-釜山線が、来月から増便となります。今朝は知事会見を受け、その概要についてご報告させて頂きます。
増便は2段階に分けて実施されます。
まず来月10/1~10/25までの期間では、月曜を除く、週6便に増便されます。
そして、10/26以降の冬ダイヤでは月曜日も運航を追加し、釜山線としては初となる毎日1便のデイリー運航となります。
現在の週3便が週7便へ増便するということになります。
ご決定を頂いたエアプサン、そしてグランドハンドリングはじめ受け入れ調整を頂いた空港関係者の皆様に厚くお礼を申し上げたいと思います。
運航スケジュールなどの詳細は、今後、松山空港関係機関との調整が行われ、若干ダイヤの変更等はあるかもしれないという点につきましてはあらかじめご了承願います。
今回の増便により、10月末以降は、本県と韓国を結ぶ路線は「毎日2便」のソウル線と合わせ、中四国最多の「1日3便」が松山空港にて就航することになります。
なお、釜山線のデイリー運航による経済効果は、民間の試算によると、年間41億9000千万円と試算されており、地域経済の更なる活性化に期待が高まります。
冬ダイヤ期間におけるその他の航空線については、ソウル線は毎日2便運航の週14便、台北線は週3便の運航を継続頂くこととなっています。
ただ、台北線については、台湾からの旅行需要が高まる紅葉の時期に合わせまして11/18から12/6までの間は、週5便への臨時増便が予定されています。
また、既にご案内のとおり、上海便については、本年7/3の運航再開以降、平均搭乗率は約80パーセントと非常に高い数字を示しており好調に推移しています。
その一方、中国も現在、全土的にいろいろな路線の調整等を進めているようで、機材繰りや運航計画の見直し等の影響により10/26から一旦、運休が続く予定となっています。
ただし、航空会社である中国東方航空は、搭乗率が非常に順調なので、一日も早い運航再開に向けて尽力したいと述べており、県として今後とも協議を進めていきたいとのことです。
これから暑さも和らぎ、秋の旅行シーズンを迎えますので、まだまだ全路線とも、7、8割がインバウンド、アウトバウンドは2割程度という状況でありますから、ぜひ県民の皆様も積極的に、そしてお気軽に、安価に行けるというふうな日常感を受け止めていただいて、来月から増便となる松山-釜山線をより一層ご利用頂ければと思います。今週もどうぞ宜しくお願いいたします。
- 投稿者
- 木村誉
- 投稿時刻
- 14:35
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